イロハモミジの花を撮影中に、ナミテントウと出会いました。枝や葉の表裏を動き回っていました。幼虫も成虫もアブラムシを食べるため、生物農薬でもあります。伸び始めたカエデの葉の裏にはアブラムシがびっしりとついていました。これを求めてナミテントウはやってきたのでしょう。成虫で越冬するのは、餌が豊富な春先に合わせるためなのでしょうか。テントウムシとも呼ばれますが、何テントウか判らないことがあるため「並みのテントウムシ」と名付けられました。翅(はね)の模様は様々なバリエーションがあり、この個体は「黒地に大きな赤紋」タイプです。
園 内
平成24年4月19日撮影 164