この冬3回目のモズのはやにえを発見しました。本日行われた明石公園自然観察の中で、スタッフが見つけたものです。樹木はニセアカシアでした。このバッタは捕らえられてからかなりの時間がたち、体色が抜けていて、同定が難しかったのですが、産卵管の形や頭の形、さらに複眼の大きさ、飛び出し具合などから、サトクダマキモドキの♀としました。
この昆虫は夏の昆虫で、夏の終わり頃にモズに捕らえられはやにえにされたのでしょうか。モズは夏は山にいて秋になると里に下りてくる(留鳥)と考えられています。その接点はいつだったのでしょうか、想像するだけでも楽しいと思いませんか。
園 内
平成24年3月4日撮影 160